GrassRoots Les Paul Special G-LS-57 マシマロ
マサトミです。珍しく連投です。
見てますか?冬季北京オリンピック。公式マスコット“ビンドゥンドゥン”が可愛い(?)と人気のようです。昨年2021年の東京オリンピックで開会式に呼ばれなかった可哀想な二人も可愛いですよね。オリンピックが終わってから投げ売りされてたグッズを買ってみたりして。開会式と言えば、まぁちょっとアレでしたね。なんかテレビ的なこじんまり感が。大人の事情と忖度のためでしょうか。金田バイクが見たかったですね。げにこの世は世知辛い。マシマロは関係ない♪本文と関係ない♪
前回の続きです。
セレクタSWがなんか黒い。黒く見えるところはプラスチックのようです。ここはニッケルメッキが鈍く光ってほしい。
交換するパーツです。「2.6」と書かれたネジはピックアップ固定用ネジです。やけにネジ頭の大きいネジだったので交換しました。
文字のかすれたSWプレートも交換します。
元のSWを外して、
ニッケルメッキSWに交換します。線材は今回はそのままにしました。
いい感じ。ちなみにここも現行機は最初からシルバーです。実物見たことないですが、写真で見ると塗装の感じもちょっと違うかもしれません。
スタッドの飛び出しがちょっと出すぎですね。深めにタップ切り直しました。
コンバージョン・アンカーは艶消しのエナメル塗料で塗ります。
こんなかんじ。色はちょっと違いますが、目立たなければいいかと。
次はペグとトラスロッドカバーです。
トラスロッドカバーは大きいゆえになんか大雑把な感じがwしますので、細身な物に交換します。
ペグも悪くはないんですが、メッキがクロームなのかな。前オーナー様にも交換を勧められてましたので、交換することにします。
白ボタンで且つお試し半分でGotoh「マグナロック」を使ってみます。
左がGotoh、右が付いてたペグです。並べてみるとメッキの色が結構違いますね。Gotohのメッキはいつも綺麗です。
マグナロックは、ぱっと見ロックペグに見えませんね。弦の止め方、外し方にコツがいりますが、見た目をあまり変えたくない場合はいいかもしれません。
手前のポンチが付属品として入ってました。ブッシュを外す用ですね。
↑が付いてたペグです。
↑Gotohペグです。重くなるかと思いきや軽いです。
↑付いてたブッシュ。8.2mmぐらい。
↑Gotohのブッシュ。8.7mmぐらい?ちょっと大きいか?
ブッシュ穴は何か接着剤のような物は付いてました。清掃兼ねて綺麗にしたらブッシュは付きました。よかった。
ネジ穴もそのまま、ペグを取り付けたのですが。。。
げげ!!縦にヒビが!!なんで?
慌てて外しました。表面の塗装だけだといいですが。。。
木部の奥までいっているようには見えないですね。。。
原因ですが、上が付いてたペグネジ、下がGotoh付属のペグネジです。Gotoh付属のネジは大抵これなんですが、この首の部分が木部まで到達します。
ネジの下穴はネジ径の0.7〜0.8倍で空けます。ネジに対してちょっと小さくして、木ネジをねじ込むことになります。このネジの首部分はネジ径ほどの太さなので下穴より大きい。そうすると首部分は穴を押し広げているはず。
近いネジ2つで押し広げて、パキッと塗装面を割ってしまったのではなかろうかと。
Gotohさんとしては、ペグに当たるところを首部分にしたいのでしょうが、これはちょっと。。。この付属ネジはネジ頭のドライバーのフィット感も今ひとつ(=舐め易い)ですし、ネジそのものも折れ易いと聞きます。是非変えてほしいですね。
気を取り直して、下穴開け直しからやります。念のためヒビにはボンドを染み込ませておきます。
下穴はネジ部はいつも通りですが、首部分の逃げのために入口だけネジ径程度に空けることにしました。
それでもペグをつけると少しヒビが開きますね。まあ様子見で。
トラスロッドカバーも交換して完成です!
カッコいい!!見た目はバッチリですね。
トラスロッドカバーはこんな感じ。ヘッドは表面を磨いて艶ありにしようかと思いましたが、失敗すると取り返しのつかないことになりそうなのでw、今はやめときます。
ペグもイイですね。4弦ペグはちょっと角度直せばよかったかな。
ピックアップ高さも狙い通り。かなり近く見えますが、ネック側3mmちょっと、ブリッジ側2mmちょっとです。好みもあるでしょうが、ピックアップの適正高さは結構弦に近いと考えています。
コンバージョン・アンカーも狙い通り。これを目立つと言うか、目立たないと言うかは人それぞれでしょうが、マサトミは気になりません。前回書いてない気がしますが、外せば元の一体型ブリッジに戻すこともできます。素晴らしい!
パーツメーカーさん、商品化しませんか?アイディア料くださいw。ニッチすぎるし位置が合わないかな。
この状態で3.6kg程度。Les Paul SpecialモデルはBigsby無しでも4kg近い物もあるので、軽めですね。
相変わらず音には全く触れてませんがw、前回最初に書いた通り、見た目狙いなのであまり気にしてません。あえて言うと、P90の音は廉価モデルでも結構イイ感じな気がしますが、どうでしょうか。いつか本家Gibson製P90と比べてみたいですね。
Bigsbyによる音の変化ですが、見た目のゴツさに反して音は軽くなる傾向です。低音弦は軽く、高音弦は倍音が増える感じ。これは素材のアルミのせいではないかと思います。元々軽いギターであり、これにコンバージョン・アンカーのメープルの影響で硬め、軽めになっていると予想、全体的にも標準的なLes Paul Specialよりも、かなり軽い音になっているのではないかと思います。まぁこのギターはこういう音だということで。
ではまた次回。
※ご紹介したギターの改造はなんらお勧めするものではありません。ご自身のギターの改造はくれぐれも自己責任でお願いいたします。