オレギ。

オレのギターを弄るブログ。

Epiphone SG-70 いつか見たかげろう

マサトミです。

前回の続きです。白い蘭丸さん気分のSGを並べて見ました。

 

おお、楽屋ショットみたいでカッコいい!バカですねw。

 

行ってきましたThe Street Sliders [Hello!] 2023年5月3日 日本武道館

いやー、素晴らしかった!

なんといっても1曲目の「チャンドラー」じゃないでしょうか。覚えてませんが、Liveで聴いたの初めてかもしれません。疲れたオッサンのマサトミは「ありったけのコイン」の優しさにウルっとしましたw。

途中から「もうこのまま続ければいいのに」と思ってみてました。

ちょっと捻った選曲で、比較的短めのステージ(しょうがないですね)でSEの「パノラマ」へ。名残惜しんでるところへ、例の「やるゼィ」ドン!会場大喝采で終了。なるほどなるほど、捻った選曲もちょっと納得かも。でも昔もやりそうな曲をやらない人達でしたね、そういえば。

当然、秋ツアーも抽選申し込んだんですが、こちらはハズレたゼィ!残念!

 

さて、オリジナルのピックアップは普通といえば普通ですが、もう少し高音寄り、低音タイトな音になるように交換してみようと思います。蘭丸さんはコードカッティングが多いので、シングル寄りの音にしたいです。

 

抵抗値は普通ですね。リアが抵抗値低いですが、同じ巻数なんでしょうか

 

外しました。

 

ネック接合部はこうなってるんですね。

久しぶりのピックアップカバーのカラ割りです。

マサトミはこのようにカバーの半田付けをゴリゴリ切って外してます。

 

なんじゃこりゃ‼️ものすごいロウ。これは初めて見ました。でも考えて見ればカバー有りでロウに漬けたらこうなりそうです。当時の国産ギターはこんななんですかね。まあ、ハウリングはしなさそうですが。

交換ピックアップ候補はまずはEpiphone Alnico Classic Pro

 

oregi.hatenablog.com

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以前はGibson les paul Classicにつけてました。記事にしてませんが、その後めでたく本家57 Classicと57 Classic +に交換しました。んー、やっぱり本家の方がいいんですよね。。。

ちょっとタイトすぎたのですが、今回は合うかもしれません。

左がオリジナル、右がEpiphoneです。

 

写真ありませんが、のせて弾いてみました。悪くはない、悪くはないですがもうほんの少しタイトな方がコードカッティングには合うような。

 

第2候補、セイモアダンカンSH-2です。こちらもシングル寄りの音らしく、ネック側に使われることが多いですが、ブリッジ側をお試し購入。カバーは別でも用意できるので安価なカバー無しです。

 

 

こんな説明書が入ってます。

 

で、音ですが、SH-2Bは思ったよりハムバッキングでしたw。SH-1あたりと比べれば高音寄りな音なのでしょう。いい感じなのですが、今回の目指すところとは違うような。でもいつか使ってみたいですね。

んー、どうするかと考えてる時に思い出しました。Les Paul に使った時にフロントはマグネットをAlnico 2に交換しました。リアはAlnico 5がついてますがこれを2にしてはどうか。直感的にはちょうどよくなりそうな気がします。

 

カバーを外してマグネット交換しました。

実際に音出ししてみると、これがバッチリイメージ通り!地味な音とも言えますが、コードカッティングにはいい感じ。AC/DCには合ってないでしょうが、弾かないので大丈夫ですw。

あとは、その他の改造箇所です。

ここの窪みは黒いカバーがつくのですが、なんとも気になるのでスペーサーがわりに厚紙を入れておきます。

次はペグです。

 

 

ペグは交換しないのですがヘッドも併せてクリーニングしました。

 

前回もちょっと触れた指板の窪みです。

 

水分を含ませたケイドライに半田コテを当てて蒸気をあてます。木の凹みを治す時の手法ですね。さて効果のほどは?

 

ま、ちょっと目立ちにくくなったかな?程度でしたw。まあこのぐらいにしておきましょう。

あとは配線の変更です。

↑の写真はピックアップお試し中ですが、そもそも元の配線がなんか雑でした。。。フジゲンさん。。。

交換パーツです。Gibsonスタイルに変更します。

 

ポットはAlphaですが、軸に真鍮を使ってる物にしてみました。意義はよくわかりませんがw、見た目は高級感あります。

 

コンデンサはいつものオレンジドロップ。最近はGibson系はこれ、Fender系はセラコンでいいかな、と思っています。コンデンサについてはいずれ記事にしたいですね。

 

 

Gibsonスタイルのbraided wire処理です。

 

完成!でも、この後音出ししたら、なんかどっかがビビる。どこかと思ったらなんとコンデンサとポットが振動でビビってました。あまり気にしたことなかったです。

 

完成型で重量2.9kg。軽いですね。このギターもCasinoに引き続きお気に入りです。

 

この後、Slidersはいっそアルバム出してくれませんかね。JoyPopsのブルースもいいんですが、マサトミ的には「虹を見たかい」「夜毎悩ましい街で」「Shinin‘You」「いつか見たかげろう」のようなメロディアスな曲の流れの続きが聴きたいです。

ではまた次回。

 

※ご紹介したギターの改造はなんらお勧めするものではありません。ご自身のギターの改造はくれぐれも自己責任でお願いいたします。